『屠自古⇒神子
 神子⇒屠自古

 書き手の愛にゆだねる』

テーマ:愛について。元ネタのような夫婦関係に近い愛でもいいし、上司と部下のという組織的な愛でもいい。要するにみことじの愛ならば何でも良い



冒頭:李白の漢詩「月下独酌」 李白 酒or漢詩 李白 酒でぐぐると沢山出て来る。話の展開に合うのがあればそれを採用しても良い 


起:神子、月が綺麗に見える室内で酒を飲む(この時、屠自古はどこかへ)
  周りの物だけで神子ともう一人いることを把握させる

神子「娘々、娘々」
※娘々⇒(道教・中国神話・民間信仰)女神、母親、貴婦人への親しい尊称

屠自古への呼び掛けだが、読者からみれば青娥娘々を呼んでいるように思える。
もう一人=青娥と勘違いさせる。
転じて、中国が関わっていると意識させる※

呼んでみるが反応なし。酔いでも回りましたか? そんな反応が返って来ると期待したのだが……。
神子少し笑い、酒を飲み続ける。






承:場面転換。神子、目を覚ます。気付かぬ間に寝ていたらしい。
  頭が痛い。飲み過ぎたようだ。慌てた様子で屠自古を呼んでいる。が、声が出ない。
  屠自古を探し、外へ。
  







転:絶望(制約なし。神子にとって絶望ならば何でもよい)






結:屠自古に起こされる神子。

屠自古「お眠りになるのでしたら、床へ」

神子「夢を見た」

屠自古「それで、そのようなお顔でなのですね」

神子「悪い夢だ」

屠自古「五臓の煩いですね」

※中国最古の医学書「黄帝内経」より
 五臓⇒肝臓、心臓、肺臓、脾臓、腎臓
 「患い」とも書く

 転じて、酒を飲み過ぎた結果の夢オチ※

冒頭・起の伏線回収。酒・青娥娘々・漢詩⇒五臓の疲れ、夢オチに繋がる(?)

そもそも伏線か?